少子化社会においては家庭教育を見直す必要性

現代は少子化社会に益々拍車がかかっています。
そんな中、子どもの数も少ないうえに、地域との繋がりをあまり求めず核家族家庭は増加していると言えます。
そんな家庭環境の中で育っている子どもたちは、なかなかコミュニケーション能力が育たないという環境にあることも確かです。
子どもがまず教育を受ける環境として与えられるのは家庭です。
我が子のことだけを見ていて、周りが見えていないという親も増加し、何か不都合があるとすぐに担任や園長、時には市役所にまで訴えに行くといういわゆるモンスターペアレンツという存在も増加していると言われています。
常識のある親に育てるためにはまずは親育てから見直す必要もあるのかもしれません。
各家庭においては親が子どもに伝えるべきものとして、道徳的な観点でいう躾や、正義感、情操教育といった人間として生きていくうえで最低限のことです。
やはり、地域から孤立している現状をよく見据え、今一度見直し、それぞれの立場の人達が、自分の役割というものを再確認しながら、助け合うという姿勢を見直す必要があります。